ソフトウェアページに【設計水平震度の計算】”RS-Kh.AddTool” をアップロードしました。
“RS-Kh.AddTool” は,道路土工分野において耐震設計の基本的な指標とされる「設計水平震度」を算出し,併せて報告書形式の計算書を作成をする Microsoft Excel VBA プログラムです。
”RS-Kh.AddTool” の入力シート
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皆さんが作成した耐震設計絡みの設計報告書は,発注機関の照査に耐えられますか? 会計検査員に「耐震設計上の地盤種別」や「設計水平震度」の設定根拠を尋ねられた場合,明確かつ客観的な根拠を示すことができますか? 弊社に限った傾向ですが,照査のご依頼を受けた設計業務のうち,概ね2~3割の案件では,「耐震設計上の地盤種別」や「設計水平震度」の設定根拠を,「調査ボーリングから推定される地層分布と各種試験結果に基づき,耐震設計上の地盤種別を○種地盤とする。※)道路土工要領に準拠。」の様な簡単な記載で済ませています。そして案の定と言うか,運悪くと言うか,このような案件では,「弊社の照査」→「地盤種別の誤設定を確認」→「設計水平震度の誤設定を確認」→「設計対象の過小設計・不安定性が判明」→「再設計(もしくは黙殺)」,という流れに陥ってしまうケースが少なくありません。構造物の強度計算や安定性の検討に高額で多機能なソフトウェアを使用し,一見立派に仕立てられた設計計算書も,残念な話ですが,「地盤種別」を誤っただけで無意味なものになってしまいます。また,設計業務中や施工前に不備が発覚した場合は,修正設計で対応できますが,設計業務自体が数年前に実施されたもので,既に着工中であったり,施工済みであった場合などは,目も当てられません。
“RS-Kh.AddTool” は,道路土工分野において耐震設計の基本的な指標とされる「設計水平震度」の計算書を簡単にかつ素早く作成するための Microsoft Excel VBA プログラムです。設計対象の地質調査結果,「地層分布」,「各地層の層厚」,「せん断弾性波速度」もしくは「平均N値」に基づいた,明確かつ客観的な「地盤種別」と「設計水平震度」の設定根拠資料をご提供します。皆さんの設計成果が上記の2~3割のグループに入ってしまうことの無いよう,是非一度,【設計水平震度の計算】”RS-Kh.AddTool” のご利用をご検討ください。
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